Clover EFI bootloader (ブートローダー)
NVMe が余ったのでお蔵入りしようと思ったけど、暇なので余ってるパーツかき集めてPC組んでみることにした。
NVMeブート非対応のマザボは Clover EFI bootloader でブートする必要がある。
そこでダウンロードしたISOを、ちょっとだけ編集する。
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まず上記リンクから CloverISO-5070.tar.lzma をダウンロード。
CloverISO-5070.tar.lzma を解凍すると CloverISO-5070.tar が出てくるのでもう一度解凍すると Clover-v2.5k-5070-X64.iso が現れる。
ISO をマウントしすべてを適当なフォルダーへコピー。(J:\USBとすると)
config.plist をテキストエディタで開く。
322行目 <integer>0</integer>
5 を 0 に変更。
* 待ち時間を無くするため
757行目 <key>Scan</key>
#Scan を Scan に変更。
* 不要なリストを表示させないため
USB\EFI\CLOVER\drivers\off
にある NvmExpressDxe.efi を UEFI フォルダーへコピー。
これで編集は終わり。
あとは ISO を作成するんだけど、これしきの事にツールを使用するのも面倒なので oscdimg.exe で作成する。(oscdimg.exe が無いって人は、こちらを参照)
ちなみに、oscdimg.exe と SetACL.exe はWin11のISOに組み込んでおくことをお勧めする。
oscdimg.exe はSystem32フォルダーへコピー。
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ISO 作成コマンド
oscdimg -b%windir%\Boot\DVD\PCAT\etfsboot.com -h -u2 -m -lCLOVER_EFI J:\USB\ J:\CLOVER_EFI.iso
ラベルは特に変更する必要はないと思うけど、
ISO の内容があるパスと、ISO 作成パスは環境に合わせて変更してください。
作成したISOをRufusでUSBを作成。
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CLOVER_EFI の USB を差し込んでPCを起動したらBIOSメニューを表示し、Bootメニューで第1BootにCLOVER_EFI の USBを指定。
第2Boot以降はすべて無効にする。
設定を保存し、とりあえずCLOVER_EFI の USBからブートできるか確認。
確認出来たらシャットダウンし、Win11のインストール用USBを挿入し念のためブートメニューを表示させてCLOVER_EFI の USBから起動。
うまくいかなかったら下の段の>_で選択してみる。
* Win11のインストール用USBを挿入するとBIOSのブート順位が変更される可能性もあるので、BIOSの確認は必要。
* CLOVER_EFI の USB は常時刺しっぱなし。
CLOVER_EFI のメニューが表示されるのは初回だけで、2回目以降は表示されません。
メニューを表示したい場合は ブート時 ESC キーを押します。
一度設定してしまえば以降はCLOVER_EFIからブートしていることを意識することなく、普通にWindowsから起動できます。