カスタマイズなしでインストールするとどうなるか
Windows 11 をほぼカスタマイズなしでインストールするとどうなるのか、古いノートで試してみた。
検証に使用したPC :
HP ProBook 6570b
i7-3520M 2.90GHz
RAM 16.0GB
古いとは言え、カスタマイズしたWin11をインストールしてやるとそこそこ快適に動いてたノートだ。
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Autoruns の内容
別のノートだけど、カスタマイズしたAutoruns の内容
想像通りとは言え、カスタマイズ無しだとあきれるくらいの多さだ。
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プロセスの比較
レジストリやサービスに関しては、カスタマイズした分だけの効果が表れている。
デスクトップ ウィンドウ マネージャーに関しては、カスタマイズした方が大きくなっているけど解像度が違うので単純に比較できない。
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ビジュアル面について
タスクバーは我慢できるとしても、ファイルエクスプローラーは我慢できるレベルではない。
細かなカスタマイズは別としても、左ペインの表示だけはカスタマイズで不要なものを消してやらないと使い物にならない。
左ペインのカスタマイズについては、こちらを参照。
コンテキストメニューはやはり従来の方が使いやすい。
煩雑になりがちなメニューを整理したいらしいけど、そもそも煩雑にしてるのはMS自身なので、おかしなコンテキストメニューにするよりもオプションで表示項目を選択できるようにしてほしいものだ。
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動作について
インストール直後のドライバのインストールでは、あれ?どうした?と思うくらい待たされる。
プロセス モニターを眺めていると、よくもまぁ次から次へといろんなものが勝手に動いてくれている。(インストール直後だからかもしれないけど・・・)
ファイル操作に関しては、カスタマイズ無しではちょいちょい待たされるので使い物にならない。極端な言い方すれば、「インタープリターかよ!!」とでも言いたくなる。
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最後に
ビジュアル面や動作に関しては百歩譲ってギリギリ我慢できるとしても、情報収集などバックグラウンドで動いているものは我慢できるレベルではない。
今回比較のためにカスタマイズ無しでインストールしてみたけど、こんなインストールは多分もう2度としないだろう・・・