Powershell ウィンドウをここで開く を削除
ドライブやフォルダーの Shift + 右クリで表示される「Powershellウィンドウをここで開く」を削除する方法は「とりあえず無効にしてみるレジストリエントリ」のほかいくつかあるけど、ちょっとシンプルな方法。
シンプルと言っても下準備は必要。
拡張コマンドを追加 の「システム権限で実行」のところの引数を変更します。
@="AdvancedRun.exe /EXEFilename \"%1\" /RunAs 4 /Run"
これを
@="AdvancedRun.exe /EXEFilename \"%1\" /RunAs 8 /Run"
に変更。
編集し登録したら、レジストリエディタを拡張コマンドからシステム権限で実行。
[HKEY_CLASSES_ROOT\Directory\background\shell\Powershell]
"LegacyDisable"=""
[HKEY_CLASSES_ROOT\Drive\shell\Powershell]
"LegacyDisable"=""
上記二つのエントリに文字列値 LegacyDisable を追加します。
- = - = - = - = - = - = - = - = - = - = - = - = - = - = - = - = - = - = - = - = - = - = - = - = - = - = -
* AdvancedRun.exe はSystem32 へコピー。
* 変更した引数 8 は、TrustedInstaller で実行されます。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
じつはこの TrustedInstaller で実行する方法を使えば、デュアルブートの片側から起動して・・・などという面倒なことをしなくてもほとんどのエントリを編集できます。
便利な反面、リスクを伴うので実行は自己責任でお願いします。
しかしながら、いじりすぎて起動しなくなったOSを復旧させるのにはデュアルブートの片側から・・・という手法は必要なので覚えておいて損はないと思います。
ちなみに、ツールやアプリなどコマンドを実行する分には引数"4"のシステム権限で十分です。
引数"8"を使用するのはTrustedInstallerでなければ変更できないレジストリエントリの編集時にだけ使用するようにしてください。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
ついでに、
これらは常時System32へ置いとくことをお勧めする。